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その頃、父には3月に肺の水を抜くために脇の下に開けた穴のあたりに、気になるしこりができていた。
触っても痛くないらしいそのしこりは、直径4cmくらいの大きさで、見てわかるほど膨らんでいた。
このしこりを取って細胞を検査したら、
色々なことがわかるとのことで、5月24日に切除手術をうけることになった。
疑い深い父が手術で入院している間に、
父に内緒で先生に病気のことを聞こうと、
母、妹、私の4人で先生に会った。

先生に聞くことを前もって考えた。
癌なのか
余命はどのくらいなのか
残りの生活はどういう風に過ごせるのか
飛行機は乗れるのか
食べたいもの飲みたいものを飲んでいいのか。
たくさん質問を考えて臨んだものの、
2つ目の余命を聞いたら
涙が止まらなくなり
そこからほとんど妹が聞いてくれた。
細胞の検査結果が出ていないけど、
レントゲンの感じから余命は恐らく半年くらいだと。
中皮腫だとして、
自分たちで調べていた余命は1年だったので、
返す言葉が無かった。
来年どころか、
今年中にいなくなってしまうってこと。
あんなにお花見が好きなのに
今年は入院してたから行けなかった。
もう次の桜は絶対見れないのか。
息子のランドセル姿も見せられない。
泣いた顔はもちろん父に見せられるはずもなく、
その日は病室には寄らずに家へ帰った。

# by aomusim | 2018-09-02 23:37 | 日々
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